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障害者差別解消法が成立・・・施行は3年後

『(通称)障害者差別解消法』が成立
(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律)



◆成立までの主な過程を年表にすると


年月     主な動き


2001年12月  メキシコ提案で「障害者の権利及び尊厳……総合的な国際条約」を決議。
2006年12月   国連総会で「障害者人権条約」が国際人権法に基づく人権条約として採択
2007年9月   日本政府は署名するが、差別禁止の法制度が無く批准には到らず。
08年5月     20ヵ国が批准し、条約が発効。
11年8月     障害者基本法改正(差別の禁止追加)
11年6月     障害者虐待防止法成立。翌4月施行。
2012年6月   障害者総合支援法成立(自立支援法の延長に留まり、当事者中心でまとめた法は却              下された。3年後に見直し附則) 
2013年6月   障害者差別解消法成立。2016年4月から施行。3年後に見直し附則。
2013年10月   現在、日本は批准していない。2013年10月現在の批准国は138カ国
             (国連加盟国193カ国中)である。

13年10月   10/15 国連条約批准を閣議決定。



上の年表から、「障害者差別解消法」は、国連の人権条約に批准するために作られた国内法の1つである。つまり、【人権=人が生まれながらに持っている権利。年齢、性別、障害の有無などで差別・拘束されることなく、自由に社会的生活を営む権利。】を保障する法律である。
確かに他国の「障害者差別禁止法」に相当する国内法が整備されておらず、国連の障害者人権条約に批准できなかったのは事実である。この法律は、「障害者基本法」の差別禁止を具体化した最初の1歩であるが、曖昧な部分を多々含んでいる。2016年の施行までに、国の基本方針や自治体の対応要領、対応指針予定になっているが、そこに当事者の意見や体験をいかに反映していくかが鍵になる。


◆「障害者差別解消法」の条文を見ると
 【第一条 この法律は、障害者基本法の基本的な理念にのっとり、全ての障害者が、障害者でない者と等しく、基本的人権を享有する個人としてその尊厳が重んぜられ、(中略)もって全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に資することを目的とする。】と明文化されている。

 しかし、この後の中身を見ると、この法律で「障害者の基本的人権」が尊重されて差別は解消されていくのか?という不安がある。
◆1つ目は、差別の定義がされていないこと。
◆2つ目は「合理的配慮の提供」に関して国・地方公共団体等には法的義務があるが、民間事業者には努力義務にとどまっていること。しかも、自治体・事業者の過重な負担が想定されるなら(やらなくてもいい?)・・・という曖昧さもある。過重な負担とはお金?労力?やる気?どれなのか?
◆3つ目は、問題解決機関として新たな機関を設けずに、既成の窓口でしか対応しない。
◆4つ目は、第3者調停機関を設けない。(セカンドオピニオンが聞ける場所がない。)(誰が誰に厳重注意などをするのが不明確なこと。)などである。


 特に1つ目の「差別の定義」は、難しい。しかし、何が権利で何が差別であるのか曖昧なままでは、その判断が出来かねる。お互い様で済ませる場面も考えられる。差別されて悔しいとは思っていても、どこに届けて、どれほどの解決がなされるのか定かでない。国民の責務も書いてあるのに、これでは国民全体で共有するのは難しい。国や自治体は、できるだけ多くの障害当事者・関係者から事例、意見、思いを集め・分析した上で誰でも分かりやすい基本指針や対応要領を作成するべきである。

 そして2つ目の「合理的配慮の提供」の中に見え隠れするのは、障害者の人権を尊重するというよりも、今までの福祉施策の延長上にある保護主義的な、上から目線の配慮的色合いである。結局、政府や健常者の都合次第なのではないか?そう感じてしまうのは、私だけだろうか?私も当事者としてパブリックコメントの機会に、見えにくい差別を感じている一人の人間として主張したい。

映画 『むかしMattoの町があった』 明石市大久保での自主上映会の御案内

『むかしMattoの町があった』

明石市大久保での自主上映会についての案内です。


日時:11月20日(水)13時から16時40分
場所: 大久保産業交流センター 多目的ホール
     JR大久保駅 南西へ徒歩1分
定員: 150名
参加費: 一般 500円 当事者 無料 (資料代込)
受付け: 12時30分~


映画上映 (一部) 13時05分 (96分)
       休憩   14時40~
       (2部)  14時55分  (102分)
 ★兵庫県内では初めての上映となります。どうぞ奮ってご参加ください★

 
(お申込み・お問い合わせ)
 NPO法人 居場所 サポートセンター西明石・相談支援事業所 居場所
 明石市松の内2-5-2 松の内ビル4F
 電話: 078-920-2468 FAX 078-920-2466

 主催: NPO法人 居場所 バザーリア映画を自主上映する180人のMattoの会
 後援: イタリア大使館 明石市 明石市社会福祉協議会
     兵庫県精神保健福祉協会 ドリームファクトリー
 協力: イタリア国営放送RAI フランカ&フランコ・バザーリア記念財団 
      トリエステ精神保健局  大阪ドーナッツクラブ
 ※この自主上映会は、財団法人木口ひょうご地域振興財団の助成事業です

180人のMattoの会のホームページ
180人のMattoの会 http://180matto.jp/index.php

映画内容は、上記HPに詳しいですが、イタリアで世間から閉鎖・隔離されていた精神病棟を開放していくストーリー。2010年にイタリアでテレビ放映されて話題になった映画だそうです。

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